meineko’s blog

元つくばの某独立行政法人勤務の植物屋です。最近は、ほぼ、突発天体の話題です。

AGC

ダイレクトコンバージョンSDRのAGCというのがよくわかりません。
普通のダブルスーパーとかのラジオなら、中間周波数のあたりの、BPFを通った後の、信号を元にゲインを調整しいてるんでしょうが、ダイレクトコンバージョンのSDRの場合は、どうなってるの?
回路図見ろ?そうですね。
よくわかりません。


いえ、アンテナの引き込みケーブルが拾っているノイズを推定しようと、ALA-330Sをまわしてしてみたのでした。
ALA、建物の近くに置くと、建物と干渉して、建物の壁に対して垂直の場合に一番ゲインがあって、壁と水平にすると落ちます。
その時のノイズフロアーのレベルを見ていて、WR G33DDCのAGCの挙動がよくわからなかったのでした。
#AGCかかってたんじゃ、レベルの差を測れないじゃないかと思って、AGCを切ったら、もっと、わからなくなってしまいました。


あと、昔からわからないのが、静かなアンテナという表現です。
静かなアンテナって単にゲインのないアンテナのことじゃないのですか?
明瞭度は、信号強度でなくて、S/N比で決まると思います。
で、最近はやりのスモールループは、エレメントが小さいのでその分、アンプ等の付加回路が付いています。
このアンプのゲインの話でなくて?
アンプの内部雑音が大きければ問題ですが、そうでなければ、ノイズもシグナルも同時に増幅されるのだから、S/N比は変わらないですよね。
そもそも、ノイズレベルが低いところでないと、静かなんていうのも真価を発揮しないのではないでしょうか?
#アンテナ単体じゃなくて、組み合わせる受信機如何の気もしてきました。


で、冒頭のALAを回してみた話、見事、信号は落ちて、ノイズだけ残りました。
さて、どうしましょう?
しばらく前に流行った、コモンモードフィルターでも検討してみる??