MIRAで測光すると、ちゃんと、airmassも計算してくれます。
もちろん、画像中心の赤緯赤経(と画像のスケール、傾き)、観測場所の緯度経度、観測時刻がFits headerに書き込まれている必要があります。
ACP Observatory Control softwareで撮れば、全部セットしてくれるので、airmassも計算されます。
#MaxImDLでも、観測場所とかセットするところあったかなぁ?
# | Image | Obj | Name | Magn | Std? | Error | Error(T) | X | Y | Col | Row | Backgr | S/N | Mag Std | Resid. | Net Count | Filter | Date | Time | JD - 2453000 | Airmass | ExpTime | Weight | Notes |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | M 8-S008-R001-C003-Iz.fts | 1 | 7Sgr | 5.37 | * | 0.0038 | 0.0029 | 18h02m51.067s | -24ー16'55.585" | 130.158 | 221.804 | 971.497 | 378.1 | 5.37 | 0 | 198090 | Iz | 2009/7/26 | 11:45:33 | 2038.989965 | 2.0674 | 30 | 1 | |
2 | M 8-S008-R001-C003-Iz.fts | 2 | Mira-2 | 5.9991 | 0.0104 | 0.0042 | 18h00m16.114s | -24ー02'05.677" | 275.005 | 143.985 | 924.006 | 258.9 | 0 | 110969 | Iz | 2009/7/26 | 11:45:33 | 2038.989965 | 2.0674 | 30 | 1 |
7 Sgrの等級、5.37にしてありますが、V等級で、z'等級で無いです。テスト用にいい加減に入れました。
Nameのところ、星にラベルを付けとけばちゃんと入るはずですが、やり方を調べるのが面倒だったので、デフォルトの名前が入っています。
(追記)
観測場所の緯度経度をセットしたら、MaxImDL単独でも、Fitsヘッダに書き込んでくれました。
これで、後は、PinPointで、WCSを書き込めばOKのはずですが、いちいちやるのは面倒です。バッチで処理できないのでしょうか?
(追記2)
MaxIm DLのバッチモードで、キー操作を記録して、複数の画像に適用ってのができるようだったので、試しましたが、画像1枚ごとに、processキーを押さないと実行してくれませんでした。
MaxIm DLについてくるPinPoint LEでなくて、full版のPinPointなら、バッチ処理ができるようなのですが?
#ACPに、PinPointのライセンスが含まれるので、使われていないPinPointのライセンスが1つ余っていたはず?
しかし、MIRAにしろ、MaxImDLにしろ、機能が多すぎて、使い方を覚えていない機能が多すぎです。