meineko’s blog

元つくばの某独立行政法人勤務の植物屋です。最近は、ほぼ、突発天体の話題です。

PinPoint LE

TAO SueveyのWCSの書き込みは、MaxImDLについてきたPinPoint LEで、GSCを元にやっています。
ところが、PinPoint LEは、何故か、低空で立て方向に背景(sky)の傾斜がある画像は苦手で、そういう時は、マッチングに使う星の等級を8等くらいに浅くしてやると何故かうまくいきます。
で、時々、設定戻すのを忘れて、他の画像もそのまま測ってしまうことがあります。8等の場合と11等の場合で精度に差があるのか一度確かめないと。
なお、11等というのは、極限等級の関係もありますが、それより暗い星まで使おうと思うと、星が多すぎて、メモリーが足りないと文句を言われます。画角が広いので、星が多いのです。


ところで、TAO Surveyの架台、導入を行なってから落ち着いて追尾が流れなくなるまで1分くらいかかります。
導入が終わったとピッと鳴ってすぐ撮影を始めると、最初の1-2枚が赤緯方向に流れます。
ACPで自動で撮影をしていた時には、導入してから1分待ってから撮影開始という設定ができたのですが、手作業に戻してから面倒なので、導入終了直後に撮影を開始して、最初の1-2枚を捨てていました。
ところが、先日、QSI Auto-Focus Mounting Bracketを入れてから、重くなったので安定したのか(それとも、バランスがヘビートップになったから)、導入終了直後でも流れなくなりました。
思わぬところで、良い影響が。


さて、QSI Auto-Focus Mounting Bracketですが、1cm長いプーリーベルトをツクモRobot王国で買って、ベルトを架けられました。
テストは、近日中?とりあえず、ASCOMドライバーを入れるところから。
https://meineko.com/etc/Focuser-ST10XME-2.jpg