meineko’s blog

元つくばの某独立行政法人勤務の植物屋です。最近は、ほぼ、突発天体の話題です。

オートガイド

以前から、連続撮像の際にガイドのずれで視野がずれていってしまうのを、たまたま、問題のあるピクセルの星が載ってしまったときの影響を軽減できるよとかうそぶいていたのですが、それでも、オートガイドしないと効率が落ちるのは感じていました。

で、大島修さんのCCD測光のためのOrion社製StarShootAutoGuiderのテストを読んで、やっぱり、ガイドしないといけないよなと思い出しました。
なお、大島さんの

トランジット系外惑星のCCD測光では、ガイドエラーが影響します
系外惑星HD17156bの測光観測では、トランジットによる減光量は0.007等に過ぎず、0.002等の測光精度(系統的誤差)が問題になりました。こうなると補正するフラットフィールドの出来が結果を左右します。しかし、0.1%もの高精度フラットを得るのは容易ではありません正攻法ではありませんが、CCD上の目的星と比較星の絶対位置が変化しなければ、結果の等級差の誤差は生じないはずです。 

(強調はわたし)
は、なるほどと思います。
筋悪ぽくはありますが、現実的な対処でもあります。
#本当は、0.1%もの高精度フラットを得るのが王道。


で、幸いうちにはガイド用CCDは、沢山転がっているし、miniBorgの5cmを持ち出しシステムから召還すればガイド望遠鏡もどうにかなります。
持ち出しシステムのファインダーは、元祖持ち出し用の10cm屈折にすればいいですし。しかし、でかいファインダーだな?
ガイドは、MaxImDLにやらせるか、PHD Guidingにするかですが、リレーはかませたほうが良いのだろうか?


さて、最大の問題は、わたしが、オートガイドの原理を理解していないことです。
オートガイドって、うちみたいなバックラッシュの大きな赤道儀でもできるの?
まぁ、考えるより行動のほうが早そうですね?
#ちなみに、ST-9XEのガイドチップは、うちでは、これまで、飾りどころか、邪魔者扱いで不憫でした。
#というわけで、まず、ST-9XEの載っている、6cmRのほうからテストかな?