Mellingerさんの全天のCCDモザイク画像が話題になっていますが、もっとずっと前に、CCD全天モザイクは撮られています。
MaxImDLで有名なDoug Georgeらのチームが、Apogee AP9eとカメラレンズで撮ったもので、分解能は12"/ピクセル、極限等級は約14等です。
まぁ、Mellingerさんみたいにパラノイア的(?)なキャリブレーションはしていないでしょうが、撮られたのが21世紀初めだと思えば、やはり先駆的だと思います。
#じつは、いろいろ確認しようと思ってgoogleっても、昔過ぎて、資料がなかなか出てきません。
で、彼らは、それをDesktop univverseというソフトにして売りました。
私も持っていて、時々、構図の確認に使っています。
#赤道より南の変光星の位置が間違って表示されるのは愛嬌ですが。
売れなかったのか、Main Sequenceという会社は、Imaginovaという会社に買われてしまって、いまは、Starry Night proというソフトに組み込まれているようです。
#StarryNightは、持っていないので、詳しい内容は不明ですが、一応、「Zoom in on the first-ever color AllSky CCD mosaic of the entire sky, to magnitude of 14-15」って説明があります。
