昨年、展示品の入れ替えで、安く出来ますと言われて買ってしまいました。
三基光学館カスタマイズ済みのCEM60です。
実は、GWのオーストラリア旅行の帰りに、Australian S&Tの広告で見て、一目惚れです。
注文後、基板のバージョンアップがあったそうで、それの対応待ちで、納入は年末になりました。
すでに書いたように、ピラーは、高い方の48インチのにしたのですが、高すぎでした。
足で嵩上げされる分を考慮していませんでした。
やっちまったかと思いましたが、ぎりぎり、zero positionで、屋根が閉まります。良かったです。
最初、G4-9000カメラと太陽用のミニBorgを並列で同架しようとしたのですが、バランスが、どうしても出ません。
それが、災いしたのか(?)、架台が暴れます。
zero positionで、リセットしようとしても、変な位置で止まったりしました。
その後、G4-9000カメラの故障もあって、ST-10XMEに載せ替えたら、バランスが取れて、その後は、まったくトラブル無しではないですが、順調に動いています。
以前から、同架する機材に対して、架台をワンランク上のものに設定すると、トラブルがないのは、よく経験していましたが、CEM60の積載可能重量に対して、カメラが軽いのが幸いしているようです。
この、架台、センターバランスの変わった構造の他に、ギヤのかみ合わせにマグネット機構を使っているのが特徴なのですが、そのためか、バランスにはうるさいようです。
#このマグネットを使ったクラッチ、回しきってから、すこしだけ、戻すのがコツみたいです。
#なれるまで苦労しましたが、慣れたら、操作しやすいです。
これまでの、GPD赤道儀+SkySensor2000PCの時は、導入後、しばらくしないと安定しなかったのですが、CEM60は、導入も早いし、導入後、すぐに、撮影を始めても問題ありません。
#まぁ、新品に近いというのも幸いしていそうですが。
GPS内蔵で、スイッチを入れてほぼラグ無しで、初期設定が終わるのも楽です。
ST-10XMEに85mmレンズの組み合わせでは、zero positionから、アライメント動作なしでも、ほぼ導入できます。
さて、バランスにうるさいとわかったので、メインの望遠鏡用の架台のリプレース候補からは外れました。
さて、どうしましょう。まぁ、すぐに入れ替えたいというわけでは無いので、ぼちぼち、他を探します。
#現行のNew Atlax+SkySensor2000PCが、これまた、駄々っ子なのです。(泣
ASCOMドライバー経由のPC上の制御インターフェスの表示が、チープかつ、英語と中国語のみというのがなんともw
USBハブは、非給電だそうで、使い道が限られますが、やはり、便利です。
#まだ、PCから、直接ケーブルを垂らしたままですが、そのうち、整備する予定です。
#電源は、ST-10XMEのケーブルが特殊なので、どうにもなりません?