meineko’s blog

元つくばの某独立行政法人勤務の植物屋です。最近は、ほぼ、突発天体の話題です。

TAO Survey

思いがけずST-10XMEにカメラが戻ってしまったのですが、架台がCEM60になったことだし、以前から懸案の自動撮影に再挑戦です。

#count 3
#filter Ic
#interval 60
#binning 1
NGC 2360
;
#count 3
#filter Ic
#interval 60
#binning 1
NGC 2367

こんなかんじにターゲットの星野を列記したファイルをACP Observatory Control 7.2にしてしてやると自動で撮影してくれます。


目下の課題は、
1.何故か、スタートを押すとオートフォーカサーがないというメッセージが出て止まるので、いちいちキャンセルを押さないといけない。
2.plateの中心座標の決定に高頻度で失敗する

1.については、最新版の7.2aにすると治るかもしれません。ただし、動いているシステムをいじるのは嫌なので様子見です。
2.については、導入精度には問題ないのですが、あまり、エラーの回数が多いと止まります。
止まった後、再スタートさせると、止まったところから再開なので問題が少ないないのですが。


どうも、plate solvingには、中心部の狭い範囲をサブフレームを切り取って解いているみたいなのですが、うちのシステムでは星が少なくなるのが問題みたいです。
何処でパラメータの設定ができるのでしょう?


あと、NGC天体を中心に指定だと、抜ける星野があります。
赤緯赤経で指定すればいいはずなので、マニュアルを確認しないとです。


(おまけ)
TAO Surveyで撮ったC/2014 Q2です。
Icフィルターだと尾の写りが悪いと思っていたのですが、わずかには写ります。

https://meineko.com/ccd/C2014Q2-150108.jpg
コマが非対称だと思っていたのは、ダストの尾??


ピント甘いですね。ずらすにしても逆にずらさないと星像が。