エリダヌス座新星2009です。
X線が検出されて、AAVSOあたりでも、観測のリクエストのSpecial Noticeが発行されました。
可視光の連続測光で、短時間変動が検出されていて、X線との関連をVSOLJ-MLで、Katさんが指摘されたりしています。
この短時間変動、蜂須さんは、V4743 Sgrとの比較等から、一部の新星に見られるトランジエントフェーズにおける増減光の繰り返しではないかと指摘されています。
さて、この新星で、短時間変動が捕まったのは、
- 発見時にすでに極大から時間が経っていて暗くなっていたのがわからなかったので、増光前の光度から推定される増光幅が新星より小さかったので、わい新星の可能性が指摘されて、連続測光が呼びかけられた。
- 普通は極大から時間が経つに連れ興味が薄れてくるところ(観測疲れ?)、極大付近が見逃された分、興味がつづいている?
#極大期を詳しく観測出来なかったのが悔しくて、観測を続けているという話も??
等の、偶然がプラスに働いていそうです。
V2672 Ophでも、Monardさんや、Mhhさんらが、短時間変動を観測していますし、今後、他の新星でも連続測光をしてみる価値はありそうです。