植物ホルモンのABAの受容体を同定したという論文が、2006-7にかけて3報でました。
そのうちの1報が、今週のNatureで取り下げになりました。
追試できないとの報告を元に、調査したのだけれど、1st Authorに連絡が取れず、責任Authorの判断で取り下げになったそうです。
Scienceに載った別の論文も、以前から、複数の疑問が寄せられているそうです。
なら、残った一つかというと、その遺伝子関連の研究をしている立場からすると？です。
で、無くなってしまいました。どうしましょう？
経緯をみていると、捏造云々ではなく、単に実験の不備のようです。
#なお、本命は、近く出版されるとの噂があるそうです。
