meineko’s blog

元つくばの某独立行政法人勤務の植物屋です。最近は、ほぼ、突発天体の話題です。

TAO Survey

星のlistを頭から検索してみたのですが、データが拾えるものと拾えないものがありますね。
まぁ、星同定の式が少し違うので仕方ないのですが。

  • 前のほうが、誤同定が多かった?
  • 今度のほうが、同定漏れが多い


どちらなのでしょう?
#まぁ、昔の式(変光星を抽出stdファイルにする)だと、方法に不備が見つかったり、改良したりすると、全部、やり直しだったのですが。今度は検出天体をMySQLに一括登録なので、後から、いくらでも改良が効きます。

どうも、R Lep等でテストしてみた結果をみると、数が少なすぎるので、後者の同定漏れが多いのような気がします。はて?
#それとも、データの登録漏れ?


ちなみに、昨年5月のオーストラリア分も足しました。
といっても、2晩、数星野だけなのですが。


(追記)
どうも、同定のに使っている範囲指定の値が小さすぎる気がしてきました。
https://meineko.com/etc/LEPR-comp.jpg
右では綺麗に極小が捉えられているのが、左では、随分漏れが多くなってしまっています。
#Windbvsの方には、Vバンドのデータは含まれていないのでそこを差し引いてください。
https://meineko.com/etc/MONU-comp.jpg
U Monの場合は、問題ないように見えます。
もちろん、同定の条件の範囲を広げるとR Lepも、拾えるデータが増えるのですが、そうすると、S Oriとかで誤同定が増え過ぎます。
まぁ、S Oriの場合が近くに星があり過ぎて厳しいケースなので例外扱いにして、もう少し広げても良いのかもしれませんが。


という訳で、しばらく、範囲を広げてテストします。
それとも、範囲を広げるボタンでもつける?


(追記2)
範囲指定は、pixel_scale*2.77e-6みたいに、画像の画素あたりのスケールに係数をかけているのですが、とりあえず、5倍広く(pixel_scale*1.38e-5)してみました。
これで、しばらく、テストします。
これで、検索してみて、あれ?これだけということは減ったはず。


(追記3)
pixel_scale*1.38e-5だと、やはり、誤検出が多すぎますね。
とくに、Vで撮っていた頃のデータのミラ型等の赤い星で、近所の星との誤同定が多いです。
戻すか?


(追記4)
よし、先達に学ぼう
巨大天体カタログと任意天体カタログとのポジションマッチアップ 山内千里
だめだ、レベルが高すぎた、参考になりますが、私にはコーディングできそうもないorz
まぁ、うちの場合は、扱う天体の数が少ないので、分割してから検索とかはしなくてよく総当りでも問題無いです。
範囲内で検索してから、複数候補があったら一番近いのを拾ってますね。ヒントになるか?
距離を計算して検索した方が良い?