1994年山本稔さんが発見された増光天体です。
惑星のような天体が落下したか、星同士が合体した天体と言われています。
V838 Mon, V1309 Scoも同様な星と言われています。
しかし、AAVSOのこの光度曲線、リアルなのでしょか?
光度変化の推移が、V838 Monに似ていますね。
本当だとすると、何度か起こっている再増光は、ライトエコーでしょうか?
最初に急減光しているところはよくわからないですが。
#日本では、この急減光までで、観測が終わってしまっていて、その後の、観測がありません。
Strong linear polarization of V4332 Sgr: a dusty disc geometry T. Kaminski, R. Tylenda
をみると、スペクトルも、V838 Mon(というかL型星)に似ています。
V838 Monみたいに、その内に、徐々に明るくなるでしょうか??
V4332 Sagittarii: A circumstellar disc obscuring the main object T. Kaminski, M. Schmidt, R. Tylenda
あ、星周ダストはやはりあるのですね。
しかし、ここ20年足らずで3例ですか?
だれか、頻度の論文を書いていたでしょうか?
(追記)
光度曲線の後半のガタガタした部分は、Albert JonesさんとWilliam Albrechtさん, Danel Overbeekさんの観測が主です。
どなたも、ベテラン観測者なので、星違いという事は無いと思います。また、これだけ変光してるのですから他の星のデータの混入という線も低そうです。
でも、この変光について言及している論文が見つかりません?
どなたか、この頃の写真はありませんか?8等なら写っていそうです。
(追記2)
例のAAVSOの光度曲線ですが、V4362 Sgr(nova Sgr 1994 no.2)のデータの混入ですね。
解決しました。
ちなみに、V4332 Sgrは、nova Sgr 1994 no.1です。
実際は、新星では無いので、欠番?