Agilent主催の初心者向けをうたった無料の講習会があったので、東京へ行ってきました。
マイクロアレイは、実際に使っていますが、独学で、きちんと習ったことが無いので、一度くらいはと出かけました。
午後からの講師の方は、なかなかアグレッシブな話方をされて、面白かったです。
曰く、講習のテキストに使った本が出版されたのが、2002年、この本が出るまでに、多くの人の試行錯誤と多くのお金が使われてきたわけで、これから始めるひとは、初心者といえでもこの本のレベルまでは理解して、そこを出発点にしないと意味が無い(同じように試行錯誤したのでは、追いつかないのでお金と時間の無駄)というお話でした。
これは、CCDカメラでの観測の立ち上げをしてきた経験などに照らしてもある程度うなづける話でした。
立ち上げの苦労も大変だったけれど、これから参入する人は、最初から相手にするレベルが高いので大変だなと思うところはあります。
#CCDは、趣味なので、先人をなぞるのも楽しみで済みますが、仕事ではそうも行かないところです。
で、本日の収穫は、その講師の人が、GeneSpring portalを立ち上げて管理している人だったことです。
GeneSpring Portal、以前から知っていましたが、よい機会ですし、これからは積極的に参加しようかなと。
なお、テキストに指定されていた統合ゲノミクスのためのマイクロアレイ データアナリシス、こういう本は、原書で買うのが主義ですが、訳注が充実しているらしいので、どうしようかなぁ?
#あ、原書は、2005年に再版されていますね?paperback版になっただけかなぁ?それとも改定入っているのかなぁ?
- 作者: I.S.コハネ,A.J.ビュート,A.T.コー,Isaac S. Kohane,Atul J. Butte,Alvin T. Kho,星田有人
- 出版社/メーカー: シュプリンガーフェアラーク東京
- 発売日: 2004/07
- メディア: 単行本
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RSSって知っていますかと講師の方が質問されて、だれも手を上げなかったので、RSSを活用しないのは損しているみたいなことを言われてしまいました。
RSS、知ってるけれど、ぴんとこないので、活用していません。