meineko’s blog

元つくばの某独立行政法人勤務の植物屋です。最近は、ほぼ、突発天体の話題です。

CCD撮像用PC

現在の撮像用PCに問題があるわけではないのですが、MaxImDLとか、SkyMap proとか必要最小限のソフトを立ち上げるとメモリいっぱいです。
#メモリが、パリティ付のRDRAMという厄介なやつなので、増設もしようがありません。
HDDの容量とかも、余裕がないし、というわけで、撮像用PCの変更を画策して、今週頭から、空いていたVista x64版のPCに、RS-232Cポートを増設すべく、他のPCからPCIのカードを移したり、ソフトをインストールしたりしていました。
なにも、トラブルの多そうなx64版での運用を考えなくてもとも思ったのですが、空いているのがこれしかなかったので。


で、昨晩テストをしてみたら、あっさり動きました。
まず、RATOCの増設serialボードは、x64版のドライバーが、メーカーのwebに置いてありました。えらい。
CCDは、Ethernet接続なので、LAN内のどのPCからも苦労無くつなげられます。
#ルーターのポートさえ開放すれば、LAN内といわずどこからでも??
で、ASCOMが、いつの間にか(<うそ、ちゃんと、e-mailきてました)5.0になっていたり、インストールをしようとした日に、たまたま、ASCOMのサイトが落ちていたりと、トラブルはありましたが、SkySensor 2000PCもなんなくつながりました。(接続テストのみ、動作確認はこれから)
桜時計も管理者権限で立ち上げたら、一応動きました。


これで、あと、ACP Observatory Control Softwareの60日間trial versionを入れれば、どこからでも、LANのweb経由でリモート操作ができるはずです。
#いや、値段が高いので、すぐには買えません(w
うまくいけば、GRASの望遠鏡も、ベランダの望遠鏡も、同じインターフェースで操作できるという、夢のような世界が(ww


本当は、赤道儀は電源等のケーブルの一括管理できるParamount MEにすれば、もっと安心して運用できるのですが、どう考えても、うちのベランダには置けません。
#その前に、買えません。
#まぁ、将来の懸案事項ということで。


(追記)
ACP Observatory Controllerには、Self-learning Pointing Correctorもついているらしいです。
これを使ってTelescope analysisをするには、導入後、しばらくの間じわじわ動くうちのGP赤道儀をどうにかして、ぴたりと止まるようにしないと。
バランスとギアのかみ合わせの調整ですね。

(追記2)
Skymap Proのinstallができませんでした。
installerが、x64版に対応していないようです。
手動で、installして動かしました。