フランスのUnistellarが開発した望遠鏡です。
口径11cmの反射望遠鏡の直焦点部にCMOS(SONY IMX224)カメラが付いていて、内蔵液晶パネルに映した像を覗く様になっています。
イメージとしては、デジカメの液晶ビューファインダーみたいな感じでしょうか。
スマホとwifiでつないで動かします。画像の保存もできます。
2017年にKickstarterで募集があった際にバックしていたのですが、やっと、届きました。
カメラ内臓なのを生かして、Plate solvingして(ADFって呼んでします)、望遠鏡の向きを認識して、自動導入をしてくれます。
実際に導入させてみると、こまめに中心位置を決めながら、徐々に追い込んでいくような動きをします。
初心者には難しいalignment作業が自動なのが良いところです。
実際、初期設定は、45°くらいの高さに向けて、フィールド検出をタップするだけです。
最近流行りの電子観望のように、市街地でも星雲星団が写り(見え?)ます。
とりあえず、1st lightということでいくつかの天体に向けてみました。
観望会用に手に入れたものですが、新型コロナウイルス流行で観望会が休止中なのが残念です。
いつも、市街地では、見えているのかいないのかわからない星雲星団を観望会で見せてあげたいです。
日本語マニュアルが付いていましたが、内容は、判りやすいとは言えません。
Youtubeに初期設定の解説動画があるので、それを見たほうが判るかもです。
撮った画像で、望遠鏡の向きを確認して、CCD/CMOSカメラで撮る
ー毎晩、別の望遠鏡でもやってる動作ですが、それを、初心者にも使えるように自動化したのが良いとこと言えそうです。
まぁ、初心者に勧めるには、値が張りますが。