SX Spectrographと格闘して、ギブアップしたので、別の分光器を買ってしまいました。
ShelyakのAlpy600です。
grismを使った約R=600の低分散の分光器です。
SX Spectrographは、R=2000だたので、ずいぶん分解能は悪いです。
SBIGのDSS-7と同程度です。
DSS-7も面白い分光器ですが、販売終了品です。
Shelyakは、フランスのメーカーで、高分散のLhires IIIや、エシェル分光器のeShelとか、多数の分光器を販売しています。
ヨーロッパの分光に興味のある天文アマチュアとの関係も深く、そのあたりを信頼しての選択です。
SX Spectrograhを選んだのは、autoguider内蔵であったことです。
Alpy600は、前にguider用のモジュールをつけられます。
SX Spectrograhをあきらめたのは、スリットビュアーがついていなかったからなのですが、このguider unitは、guideカメラがスリットビュアー兼用です。
撮像用カメラは、SX Spectrograph用に使っていたTrius-SX694を使うことにして、autoguiderは、予算が尽きたので、QHY 5L IIにしました。
ねじが切ってあって、調整に使える箇所が多いのが玉にきずで、フォーカスを出すのに手間取りました。
で、とりあえず、部屋の蛍光灯を撮ってみました。
次に、autoguiderの画像です。
スリットが写っています。
SX Spectrographは、里子に出すことに。