meineko’s blog

元つくばの某独立行政法人勤務の植物屋です。最近は、ほぼ、突発天体の話題です。

VSOLJ database

公開されているデータの見方がわからないぞごらぁといわれたので。


まず、2005年までのデータは、VSOLJ databaseとして公開しています。
全データが、std形式のテキストファイルで公開されています。
また、予め、dbvs(dbf)形式に変換したものも公開しています。
dbvs形式にまとめたものは、Windbvsというソフトで、光度曲線が見られます。


詳しくは、
WinDBVSの使い方
DBVSでのデータの足し方
あたりを参考にしてください。
ただ、何分、もう、開発されてからずいぶん経っているソフトです。
最新の64ビット環境のWindowsでは動きません。
なお、Windbvsでの光度曲線表示は、64ビット環境でも動きます。
動画での解説もあります、変光星観測者会議で紹介したものです。
VSOLJ databaseの使い方


Windows以外の方もすみません。
Lunux用は、あったのですが、もう、公開されていません。Windbvsに相当するソフトもLinux版にはありません。
OSXも含めて、Windows以外の環境の方は、データベースの検索インターフェースを用意してありますので、必要な星のデータを落としてから、ご自身でグラフ化してください。


で、2006年以降の分は、VSOLJ-obs宛に報告されたものは、自動的に、
最近の報告データ
に収録されています。こちらも、検索インターフェースを用意してあります。
先日紹介したNumさんの分も含めて、郵便でHskさん宛に報告されている方の分も、Hskさんが入力をされたものを、だいたい、2012年分くらいまでは、入れてあります。


(追記)
DBVS関連のプログラムを書かれたKatさんが、VSOLJのMLに以下の様な投稿をされています。

 Linux版が一番充実しています。

http://www.kusastro.kyoto-u.ac.jp/vsnet/tmp/dbvs/dbvs2000.tar.gz
http://www.kusastro.kyoto-u.ac.jp/vsnet/tmp/dbvs2000_32.tar.gz
http://www.kusastro.kyoto-u.ac.jp/vsnet/tmp/dbvssrc.lzh

 のどれかが動くのでは? Makefile はありませんが、想像でコンパイル可能かも。

というわけで、Linux版もまだ提供していただけているようです。