職場で、NHKのニュースで、「専門家によると、天文雑誌等の付録のメガネでも性能が悪いものがある。“蛍光灯の輪郭がはっきり見えるメガネ”はダメ。」といってたと聞きました。
2012年金環日食日本委員会のアピールを受けての報道だと思いますが、伝言ゲームの途中でどうしてそうなった??
2012年金環日食日本委員会の発表は、以下のとおりです。
日食観察グラス※「明らかに危険な製品の見分け方」
主なチェックポイント
室内の蛍光灯を見て、一見して明るく、形がはっきりと見える製品
可視光線を十分に減光している製品の多くは、かすかに蛍光灯を確認できる程度の見え方です。
可視光線や赤外線の透過率が高い製品
安全性の検討材料となる数値として、 可視光線で0.003%以下、赤外線で3%以下という目安があります。(あくまで目安)
LEDライトなどの強い光にかざした時に、ひび割れや穴が確認できるもの※製品名はさまざまです。
とにかく、基準をクリアしてると称するメガメでも、あまり長時間見続けるのは止めましょう。
害は、エネルギーと時間の積で決まります。
また、過去の症例では、観察してる時点では問題なくとも、後日症状が出るということが多いようですから気をつけてください。
なお、過去の症例の資料も、2012年金環日食日本委員会のwebにあります。
なお、市販のメガネを幾つか見比べましたが、蛍光灯が、はっきり見えるものはありませんでした。
どれも、形まではわからないものの蛍光灯の存在はうっすらわかる程度でした。
#そんな、日食メガネで大丈夫か?大丈夫だ、問題ない注意して使う。