meineko’s blog

元つくばの某独立行政法人勤務の植物屋です。最近は、ほぼ、突発天体の話題です。

Gainとoffset

googleDSIで撮影されている方は、gainとoffsetの値で迷われているようです。
gainとoffsetでgoogleと、QHY8の話題が出てきて、1にセットすると1e-/ADUになるとのこと、普通gainていえば、このことですよね。
ところが、DSIの話題になると、50とかいう数字が出てきます。50e-/ADUなんて事はあるはずもないわけで、なんでしょう、これ?
もう少し調べないと?
デジカメのISO設定みたいなものでしょうか?
あれは、14ビットとか12ビットしかないADを使っている苦肉の策だと思っていますが。


ちなみに、わたしは、MaxImDLでのデフォルトの値のままで使っています。


(追記)
嘘、確かめたら、gain 0, offset 1で撮ってました。
何かの折に、何も考えずに、setしてたんだと思います。
直しておこう。
で、この設定でも、普通に写って、測れてますよ?


(追記2)
Gain, Offset, and Bit Depth(Stark Lab)
PHD Guidingで有名なStark Labのgainとoffsetの説明です。
丁寧に判りやすく説明しようとするとこの分量になるわけです。


でも、この説明だと、DSIのgainの設定の数字の意味はわかりません。
MaxImDLだと、gainの選べる数字は0-100のようです。
倍だか%だかわかりませんが「0」って、いったい?


(追記3)
StarkさんのDSI pro IIIのテストレポートによると、full gainの時、DSI pro IIが、0.25e-/ADUで、DSI pro IIIが、0.27-0.28e-/ADUだそうです。
これだと、65536カウントでも、65536*0.25=16384で、full well capacityを生かしきれてるとは思えません。
彼の言うfull gainってのが、0の時のことなのか100の時のことなのか、よくわかりません。
#あ、かけ算の順番が逆だ(w


だれか、gainを0と100に変えて、gainの実測して。


このレポートに面白いことが書いてあります。
アンプによるCCDの角のglow noiseが、Envisageで撮るとでるけれど、Nebulocityで撮るとでないというのです。最近のバージョンのEnvisageではどうでしょうか?
Nebulocityは、独自のdriverを使っているそうなので、そのおかげかも知れません。
MaxImDLでは?
MaxImDLは、Meadeのdeiverを使っているから、Envisageと同じかな?
#撮って、確かめてみないと??