meineko’s blog

元つくばの某独立行政法人勤務の植物屋です。最近は、ほぼ、突発天体の話題です。

花粉症緩和米田植え見学会

農業生物資源研究所でありました。近所なので、出かけてきました。
実は、この手のに顔を出すのは初めてです。
#興味はあったのですが、日程が合わなかったり、忘れていたり...。


参加者は、内輪とマスコミとつくばで活動されている市民団体の方+それに連帯している東京からと思われる団体の方がこられていました。


試験自体の説明会は、3月に行われていて、今日は、実際の試験のための田植えの見学会でした。
隔離ほ場という言葉からイメージしていたのとは少し違うという感想も聞かれていました。
#あれは、あれで、生物的隔離はきちんと考えられているのです。


あくまで安全性確認と動物試験のための種子確保との説明に、なし崩し的に実用化を進めているのではないかという懸念が、GMO反対の方々にはあるようでした。
実用化するとしても、厚生労働省食品安全委員会の審査が必要と言う説明に、縦割り的ではないかという意見もありました。
縦割りで、厚生労働省も食品安全委委員会も農水省に口が出せないのではないかという感じなのかなとおもいました。
実用化を模索する側とすると、越えなくてはいけない壁なはずなのですが、別の見方をする人たちには、違った風に映るのかなと。


実験は、安全性確認のために、動物実験も行われているのですが、GMOに加えて動物実験自体にも反対の向きもあるので、新たな火種かなと思いました。


説明する側は、百戦錬磨のはずですが、やはり、言葉尻を捉えての発言には、ヒートアップする場面もありました。
大変そうです。
まぁ、実験担当者の性格も多分に影響していますが(笑