meineko’s blog

元つくばの某独立行政法人勤務の植物屋です。最近は、ほぼ、突発天体の話題です。

植物生理学会3日目

「遺伝子組換えと理科教育」というシンポジュームがありました。
大学の時の同級生が、高校での遺伝子組換え実験の実践について発表されていました。
別の高校の先生の発表では、高校生としては、GMOについては、選択で履修する人が少ない生物より、家庭科や現代社会の教科書でのほうが触れる機会が多いとのことで、そこでの記述が問題の焦点ではないかとのことでした。
科目を超えて横断的に取り上げたいけれど、なかなか難しいとのこと。
どうも、GMOに慎重な取り上げ方をする人は、「遺伝子組換え」、推進派は、「遺伝子組換え」という記述をする傾向にあるとのお話も。
#わたしは、遺伝子組み換えって書くことのほうが多いです。単に、FEPでの変換するに任せているせいですが。


後は、スーパーサイエンスハイスクールで、授業を持ったことある大学院の先生の発表や、高校で生物を履修してこなかった学生に対する教養課程での授業で苦労されている話などでした。


自分の研究分野の発表と時間が重なったので、キセルで最初と最後しか聞けなかったのが残念でした。


後は、2回目になる、高校生のポスター発表も今日でした。
地元の高校からの発表もチラホラ。
今年は、数が少ないようでしたが、発表している高校生は楽しそうでしたのでよかったです。