meineko’s blog

元つくばの某独立行政法人勤務の植物屋です。最近は、ほぼ、突発天体の話題です。

無題

BS経済最前線、組み換え作物の栽培と開発の現状のレポート。

冒頭、「遺伝仕組み換え作物とは、人間の手で、遺伝子を改変して、病害抵抗性などをつけたもの」
#それって。従来育種も同じ言葉で説明できます。あれ?


内容は、よくまとまっていた印象。
地図で栽培国を表示、アメリカが最大の生産国。
EUも最近一部のトウモロコシ品種に限って認可した。
アメリカのトウモロコシ農家、日本の農家平均の700倍の栽培面積を3人で管理!?(そりゃ、勝てない!?)
遺伝祖組み換え導入の理由は省力化。
ハワイのパパイアの話。ウイルスで壊滅したパパイアの生産が80%まで回復。
モンサントでは、心臓病に良い脂肪酸を多く含むダイズ(?)を開発中。


消費者団体、農務省へのインタビュー。
消費者団体のゴールドバーグ氏は、長期的安全性、生態への影響の懸念の話。
農家にとっても、種子の価格、開発企業の権利が及びすぎることへの懸念があるとの解説。
アメリカでは、表示への関心は薄い。


まぁ、NHKらしく、はっきりしない意見で締め。
というわけで、よくはまとまっていたけれど、目新しいさが無かったです。


とりあえず、ハワイへ行ったら、パパイア食べましょう>みなさん。