meineko’s blog

元つくばの某独立行政法人勤務の植物屋です。最近は、ほぼ、突発天体の話題です。

ACP Scheduler

これまで、ACP Observatory controlでTAO Surveyの画像を撮るのは、複数のターゲットを、星座別等でまとめたplanファイルを作って、手動で撮っていました。
あるPlanでの撮影が終わったら、次のplanを手動で実行する手順でした。
天候や月の位置に合わせて臨機応変に撮れる反面、他の作業をしていると撮影が終わったにに気づくが遅れたりしました。
そもそも、寝落ちすると、そこで中断で効率が良くありませんでした。
#まぁ、撮影枚数が少ないほうが測定が楽なのですが。


ACP Observatory controlには、ずいぶん前から、ACP Schedulerという自動撮影用のソフトもあります。最近は、ACP Expertと称したSchedulerとのパッケージになっています。
さて、しばらく前から、install済みだったのですが、何度か試して、使い方がよくわからないとう状況でした。
昨晩、もう一度、試してみて、動きました。
相変わらず、deepsky objectを視野の中心に指定して撮影視野を指定しています。
これで、撮影効率が上がるはずなのですが、まだ、使い方がよくわかっていないので、どうなるやら。
https://meineko.com/etc/scheduler.jpg


メインの望遠鏡の方もこれにすると、撮り忘れとか減りそうです。ライセンス条件が望遠鏡毎なので、もう1ライセンス買わないといけないのですが、高いので思案中です。
ただ、うまく設定すれば、子午線通過時の反転への対処ができるのではと思っているのですが?


ACP8.1にすれば、Astrometry.netのplate solvingがローカルでできるようなのですが、動いてるシステムを触ってはいけないの原則で、8.0のままです。
で、TAO Surveyの測定の方なのですが、昨年、6月で止まったままです。
貯めすぎなので、あきらめて、今年に入ってからの分だけでもと思っているのですが、時間が取れなくて難航中ですw


(追記)
8.1で、追加されたAll sky-solving engineは、Andy Galasso's ansvrというのだそうです。
Astrometry.netがローカルで動く?まだ、調査中です。