11/14の皆既日食を見に、11/9-11/16にオーストラリアのケアンズ近郊のMt. Carbineへ行って来ました。
当日朝は、東の低空に雲があって、皆既直前まで太陽が見えずやきもきしました。
みんなで晴れるのを祈っていたおかげか、皆既直前に雲がなくなり、薄雲はあったようですが、日食はよく見えました。
極大期特有の四方に広がったコロナでした。ピンク色の花弁のように見えました。
ただ、直前まで曇って確認できなかったこと、前の晩徹夜で星を見て集中力が切れていたせいか、写真は、大幅にフォーカスがずれていて全て失敗でした。
ただ、撮影はカメラ任せで、皆既中、ずっと双眼鏡で眺めていたので、3度めの正直で晴れてくれたのと合わせて満足度は高かかったです。
9日の夜、ジェットスターでケアンズへ出発です。飛行時間は、7.5時間なので、楽です。
翌朝、オーストラリアに着いて、まずは、観測値地の下見です。
観測場所は、ブルライド場というところで、夏に牛に乗るロデオが行われるとのことでした。
今回のツアーは、日程が、7泊8日(うち1泊観測地)とゆったりとした日程でしたので、オプショナルツアーで、多くの観光ができました。
3日目は、キュランダの観光でした。
行きはスカイウェイというロープウェイ、帰りはキュランダ観光鉄道でした。
この鉄道、なんと、世界の車窓からのオープニングを10年務めた鉄道だそうです。
キュランダ村での自由行動時間には、蝶を放し飼いにした施設や鳥を放し飼いにした施設とかを回っていました。このあたりにいる青い蝶とか沢山いて、間近に見られました。
#あとで気づいたのですが、まとめてのディスカウントチケットがありましたorz
4日目は、近くの動物園に半日観光に行きました。
コアラを抱いての記念撮影は、これまでのオーストラリア滞在の際にも機会があったのですが、高いし、写真なんか撮ってもなぁとうそぶいていたのですが、出来上がった写真をみたら、満面の笑みでした。締まらないニヤケ顔です(w
5日目は、観測場所に前夜から移動です。
途中の街のモーテルで、日食Tシャツを買いに寄りました。
#わたしは、Tシャツは買わず、マグネットを買いました。
マウントカーバインの観測値では近くのキャラバンパークに仮眠場所が取られていたのですが、わたしは一晩、観測地で星を見ていました。
私たちのツアーの他に、地元も含めいくつものグループが来て陣取っていました。
時々、低い雲が出て雨もぱらつくこともあったのですが、大雨にはならず、快晴に近い天候になる時間もあったので楽しめました。
今回は、観望用にC5を持って行ってのですが、NGC104とか、タランチュラ星雲とか大変良く見えました。
夕方のうちに極軸合わせも無事済ませられました。
明けて、6日目、本命の皆既日食は上に書いたとおりです。
6日目は、ホテルに帰ると夜まで寝ていました。
7日目、当初は予定になかったのですが、グレートバリアリーフまで来て、海に出ないのも悪い気がしてきたので、JTBへ行ってツアーを申し込みました。
といっても、夜には別の予定があったし、アウターリーフまでは行かずに、近くのグリーン島まで行って来ました。
グラスボートに乗りましたが、なまこや魚がたくさんいて面白かったです。
夜は、土蛍を見るツアー行きました。土蛍はよく知らなくて、もっとかぼそい光なのかと思っていたのですが、小川の脇の壁に、かなりしっかりした光を放っていました。私は、緑色に見えたのですが、青く見えた方もおられたようです。
8日目、昼の飛行機で、夕方には日本に着きました。
という訳で、6回目のオーストラリアは、無事終わりました。
さて、来年、ケアンズ近郊で星空ツアーが企画されているそうですね。
期間中、相部屋だったTさんには、お世話になりました。
ケアンズ、高級ホテルの並ぶ海沿いと違って、私たちの泊まったホテルは、少し静かなところにありました。
となりが、ABCの局舎でした。
#なお、WinRadioも持って行って、録音してきました。
観光客相手の飲食店は別として、ショッピングセンターとかも夕方17時にはしまってしまうのが印象的でした。
ホテルの近所のAdult Shopという看板を掲げた店も、17時閉店でした(w
#ちなみに、ドアも黒塗りで何を売っていたのかも知りません(念のため。
履いていった靴の底が行きの成田で抜けて、ケアンズで靴を買いました。
#あと、荷物にはいらず諦めていたカメラ三脚も現地調達です。コンパクトで良い三脚だったのでちゃんと持ち帰りました。
クイーンズランド州は、大型の赤カンガルーはいないのだそうですが、ワラビーは沢山いて、ツアー等の帰り等、夕方、草地でたくさん見かけました。
また、観測値のブルライド場にも、夕方、1頭、顔を見せてくれました。