meineko’s blog

元つくばの某独立行政法人勤務の植物屋です。最近は、ほぼ、突発天体の話題です。

Variable Stars by Christina Koning

先日紹介した小説です。Kindle版を買って読んでます。


当初、カロラインハーシェルを主人公にした兄萌え小説かと思っていたら、題名通り変光星の話が出だしてから雲行きが変です。
アルゴルの観測の日付と、細かい目測の話が延々出てきます。
ほぼ終盤まで使って、アルゴルの周期決定の話が続きます。

この夜、わたしはアルゴルを見て明るさが違っていたので驚いた。それは、4等の見えた。ρ Perと明るさの区別がつかず、同じ明るさと推測した。
次の夜、Edwardと一緒に見ると、2等星に戻っていた。それは、次の15日間おなじだった。12/8に次の変化が訪れた。
5時に、アルゴルをみた。それは、2-3日前に見た時より暗かった。4等に見えた。それは、δ Perやγ Perと同じ明るさと色で、ρ Perよりやや明るく感じた。β Triや、ε Perや、ζ Perとはっきり明るさが違い、β Ariより明るくなかった。ρ Perより、明るく感じたり、時々暗く感じたりしてはっきりせず、混乱した。E. Pogottは、私に同意し、以前の観測が確認でいたことを喜んだ。(訳は私が適当に。)

こんな感じのが、延々続きます。
おかしいよ、この小説。