meineko’s blog

元つくばの某独立行政法人勤務の植物屋です。最近は、ほぼ、突発天体の話題です。

HAM Fair

JSWCの講演会を聞きに行ってきました。
まず、短波用アクティブ・ループ・アンテナの製作の影山さんから、動作原理の話や、開発のコンセプト、製作上の注意点、各人の環境に合わせて改良のしどころのお話がありました。
入力のインピーダンスを低くできたのがみそとのことでした。
Δloop7より作りやすいので是非作ってくださいとのこと。
枡尾さんは、フラグアンテナのお話でした。そうか、flagアンテナは進行波アンテナではないのか。指向性の向きが逆ですか。
インピーダンス変換と低ノイズアンプが必要ですが、それには、WellbrookのFLG100を使うのがいいとのこと。


赤林さんのお話は、最近の国際短波放送の廃止の動きについてでした。
反面、短波が空いてきたので、小出力の新局の申請は受け付けされやすくなっているのではというお話もありました。
また、大変だとばかりいうのでは無く、行動しましょうというお話でした。
放送局にどんどん応援のメールを出したり、周波数に関しての要望を送ったりしようというお話です。


Radio Free AsiaのDavidさんが、赤林さん話を受ける形で、アメリカの政策における短波放送に対する逆風について詳しく話してくれました。
太陽フレアが起こった時、アメリカのは衛星通信への影響を心配したけれど、中国は短波放送への影響を気にしたとのこと。なるほど。


最後は、大武さんのお話で、震災直後、コミュニティFMが頼りになったというお話がありました。
ただし、最近は、ラジオを聞く習慣自体がないので、意外と知られていないのではというお話でした。
わたしの意見としては、防災グッズの一覧には必ず、ラジオが挙げられていますし、情報弱者のお年寄りにはラジオを聞くという経験もありそうなので、それほど悲観したものではないかなと思うのですが、いかがでしょう?