Twitterは、アカウントはもっていますが、全然使わないので知らなかったのですが、結構話題になっているみたいですね。
「さそり座δ」で検索して、確認しました。
これも、Ohtさんが、VSOLJニュースを書いてくれたおかげだと思います。
で、ニュースでは10年ぶりと増光としていましたが、ここで急に明るくなった訳ではなく、Oteroさんらの観測によれば、数年前から、また、増光してきていたのがピークに達した感じです。
前回、2000年に始まった増光は、2004年ころ一番明るくなって、その後、一旦減光しました。
Hα輝線の等価幅も、そのころ極大を迎えて、急に減少しています(リンク先は藤井貢さんの発表資料)。
これは、δ Scoの主星の周りにできた円盤の星の近いところに穴が開いてリングのような状態になったと解釈されているようです。
今回の、増光は、新たに内側に円盤が出来だして、2重の円盤になっているのではないかと思っているのですが、スペクトル観測からそれらは読み取れるのでしょうか？
