お出かけシステムで、ミラを撮って測ると、どうも日ごとに光度がバラついていました。
やっと、原因を特定できました。
DSI IIIが、飽和しています。
えー、12/25に撮ったときに、飽和していそうなことに気づいて対策もしたし、ぼかして撮っているし、飽和しているわけないじゃんとも思ったのですが、
- check星の光度は変わらない。
- ぼかしても、ぼかさなくても星像の一番明るいところが、10000を少し超えたところでカウントが変わらない。
の2点に気づきました。
実際には、カウントは10000くらいにしか行っていないので、飽和というよりは、アンチブルーミングゲートのために、直線性が崩れる範囲に入っているのでしょう。
ADコンバーターは、16ビットですが、測光に使える範囲は12-3ビットしか有効ではないのではないでしょうか?
一度、どのカウントまで直線性が維持されているのかチェックしないといけなさそうです。
で、紅白歌合戦を見ていたときに気づいて、あわてて撮り直しに出たのですが、家の周りに木や建物が多く、西に傾いたミラが撮れるところを探すのに四苦八苦しました。
今回は露出を2秒に抑えて回避しましたが、カメラレンズなのだし、絞りを絞ったほうがよかったかもしれません。
しかし、恐るべし、アンチブルーミングゲート(w