meineko’s blog

元つくばの某独立行政法人勤務の植物屋です。最近は、ほぼ、突発天体の話題です。

DSIpro III

MaxImDLのbug fix版のDLLを送ってもらったので、テストにこぎつけました。
まず、IIとIIIの比較です。
M8 DSIpro II vs DSIpro III
miniBorg60ED+x0.67reducer、Hαフィルター、露出30secです。
ダーク補正はしてあります。
撮影日は、別です。
画像は、約0.5倍に縮小してあります。


IIの方には横縞がはいっています。
この縞、フラット補正で、時によって消えたり、消え残ったりで厄介です。
これが、個体差なのか、IIの特徴なのかはわかりません。
チップサイズ(752x582 5.59x4.68mm vs 1320x1024 10.2x8.3mm)、ピクセルサイズ(8.3x8.6μm vs 6.45x6.45μm)の差は一目瞭然です。


IIIのほうの画像は、とりあえず70枚くらいスッタックしてみました。

背景がざらついてるのをごまかすためにコントラストをあげ切れませんでした。
まぁ、いて座に月がいたので、その分差し引いて見てください(w


せっかくなので、縮小無しのも1枚。
M57
フィルターがIcというほかは、M8と同じ構成での撮影です。
右端の輝星は、β Lyrです。RX Lyrとか、FF Lyrとかも写っています。


(追記)
その後、Darkフレームを撮って様子を見たりとか、昼間でもできるテストをしてみました。
DSIproIIIのダークフレーム、案の定、左上隅に、アンプノイズが見られます


で、IIの方、もしやと思って、ドライバーを新しいので試してみたら、案の定、縞が出ないみたいです?
同時に、Meadeの同梱のドライバーも新しくしないといけないので、どちらが改善したのか不明ですが。