年に一度、講習を受けることになっています。
今日の午後、植物関係の教育訓練がありました。
大人数なので、大きなホールに集まってやります。各キャンパスから、大移動です。
今年は、それほど新しい内容はなかったのですが、注意喚起ということで植物防疫法関連の話がありました。
アラビドプシスの種(突然変異体、遺伝子組換え)等を郵便で海外から送ってもらう場合、相手国で検査を受けた証明書が添付されている必要があること、日本の通関郵便局での検査を受けて検査済みの印が押されていることが必要とのことでした。
通関郵便局での検査漏れで、そのまま届いてしまった場合は、開封せずに、最寄りの植物防疫所(つくばだと成田)へ持ち込んで検査を受ける必要があります。
#なお、遺伝子組み換え体の場合は、贈ってもらう前に実験の承認を受けていること、運搬に際しての表示のルール等、カルタヘナ法の規制を受けます。
#ちなみに、USAは、生物の多様性に関する条約のカルタヘナ議定書を批准してないらしいです。
#wikipediaの記述によれば、おもに、遺伝資源の利用に関する思惑らしいです。
なお、先日も書いたように、イネは、韓国、台湾を除いて原則禁止です。
研究目的なら、農林水産大臣の認可を受けて輸入することになるそうです。