meineko’s blog

元つくばの某独立行政法人勤務の植物屋です。最近は、ほぼ、突発天体の話題です。

PinPoint

ASCOMで有名なDC-3 Dreamsで売っている位置測定エンジンです。
MaxImDLにもLE版がついています。


以前、使ってみようと思った時には、うまく使えなかったので、放ってあったのですが、昨晩、再チャレンジしてうまく動かせました。
これで、fits画像を測ると、ヘッダに位置情報(WCS)が書き込まれます。
MIRAとかで開いて、星にカーソルをあてると、普段、X、Yで表示される位置のところに赤緯赤経が表示されます。


この情報を使えば、測光とか楽になる(比較星の位置を設定ファイルから読んで測光とか)はずなのですが、連続撮影した画像全部に位置情報を付加するのにはどうしたら良いのでしょう?
MaxImDLって、マクロ使えましたっけ?


で、PinPointを引っ張りだした理由は、デジカメ画像の測光なのですが、画素サイズとか入力しないといけない情報は、どこにあるでしょう?
別の方法で、画像のスケールを推定して、決めうちで入れてやるしか無いですかね?


(追記)
AAVSOの今年の秋の総会で、Steve Brady氏が、Real-Time photometryって題で発表していて、やはり、MaxImDLのスクリプトでやらせてるみたいですね。
ちなみにこの発表、自動観測をさせて、即座に測光して、なにか変化がある星があったら(わい新星の増光とか)、自動で、計画を切り替えて、連続測光をさせようという意欲的な試みです。


で、SExtractorのWindows版てのもあるのか、PinPointとどちらがよいのでしょう?