meineko’s blog

元つくばの某独立行政法人勤務の植物屋です。最近は、ほぼ、突発天体の話題です。

050831

夕方、金星と木星が並んでいてきれいでした。
で、台風が、西へ進路を取ったので?予想に反して、1晩中快晴でした。
ただし、のんびり食事をした後帰宅したので、撮影開始が遅れて、いて座の星は、あまり出来ませんでした。


で、U Aqrを撮った後は、DSIproのテストに切り替えました。
DSIpro、フィルタースライドをつけるスペースのために、フロントパネルの光路長が長くなっていて使い勝手がよくありません。
そこで、DSIのフロントパネルと交換してしまうことに。
フィルターは、スリーブの筒先にねじ込んで、塵よけ兼用に。
フィルター交換はしづらくなりますが、単色測光なら問題ないでしょう?
なお、フロントパネル側にパッキングが1つ入っていて、リアパネルには、CCDとヒートシンクをつなぐ突起がありました。
#観測中+埃を嫌って写真は撮りませんでした。そちらは、次に機会に。


で、もとのDSIの方は、ついでに、outback coolerをつけてみました。
こちらのテストは後日。
これに伴って、IRcutフィルターは外してしまったのですが、こちらも、フィルタースライドか、筒先にIRcutフィルターを入れれば問題ないでしょう。
#どうせ、迷光よけに、フィルタースライドはさしておかないといけないので、そちらに入れた方が懸命かも?
#いや、フィルタースライドの穴は別途埋めて、スリーブ先の方が、扱い易かな?


DSIとDSIproで光路長が違うのは使い勝手が悪いのでどうにかしたいです。
以前、DSIのMLで、DSIpro用の交換フロントパネルの共同製作を募っている人が居ましたが、どこかで、製品化しないでしょうか?
DSIproのフロントパネルは、おおむね不評の様ですし。


S&TのDSIのレビュー記事、Hendenさんが、科学にも使えるという囲み記事を書かれています。
DSIproのプロトタイプを、USNOの1mにつけて、NGC7790を撮って、その中の変光範囲0.1等のDS型変光星を測光してみて、使えるとの評価でした。
なお、同じ記事で、やっと、付属ソフトの売りの1つである"Drizzle"の意味を理解できました。
経緯台で、連続撮影していると視野が回転するのですが、その画像を使って補完して解像度を上げるのだそうです、なるほど。


なお、DSI用のminiBorg60EDは、ビクセンの微動経緯台を使って、主鏡に同架することに。
これで、主鏡と、視野を一致させることが出来ました。
すこし、不安定ですが、ガイドに使う訳ではないし、問題無し?

で、CY Aqrの測光結果、先日のよりは、いいかも。