何か呼ばれた気がしました。
かみのけ座のα星です。周期26年の連星で、その軌道要素から、食が起きると予想されています。
軌道要素から食が予想されて、見事、当たった例としては、γ Perがあります。
γ Perの食の検出には、Ttkさんら、日本人も活躍しました。
しばらく前に、予報しているグループの論文をKatさんが紹介されたのですが、暗いしな、まぁ、一応観測はするけれどと思っていました。
でも、S&Tの2015年1月号でも紹介されていましたし、肉眼でも見える星の現象は、関心を持つ人が多そうです。
AAVSOのAlert Notice 506によると、予想では、食は、2015年1月25日±3日で、継続時間は28-45時間、食の深さは0.8等だそうです。
TAO Surveyの画像から、2014/3/11のα Com付近です。
この辺り、今のCCDになってから、まだ、撮ったことがない??
(追記)
Katさんからの指摘
振幅は「考えられる最大で0.8等」で、そんなものはほとんど期待できません。
つまり2つの星がまったく一直線に並んで0.8等の減光です。確率的にもほとんどないでしょう。
gamma Per は巨星ですが、alpha Com は主系列のため、星の大きさが全然違います。
確率的にはずっと低いと思っておいてよいでしょう。