meineko’s blog

元つくばの某独立行政法人勤務の植物屋です。最近は、ほぼ、突発天体の話題です。

DayStar Quark

アイピースの前に入れて使う太陽用のHαフィルターです。
DayStar Quark
太陽のHαでの観察には、以前から興味がありましたが、Hα用太陽望遠鏡は高価であることから敬遠していました。
今度のは、どうにかなりそうな値段であったのと、望遠鏡を選ばないということでしたので買いました。
プロミネンス用と光球用の2タイプあるのですが、買ったのは、光球用です。


買ってから、晴れないので、お蔵入りしていたのですが、この週末にやっと試せました。
C5に0.63xのレデュサーをかませて、32mmのアイピースを付けて観察しました。
Quark自体が3xバーローレンズ内蔵なので、この組み合わせでは、光球の一部しか一度には見られません。
折しも、活発な活動をする黒点が面に回ってきたこともあってか、楽しめました。
プロミネンスも多数見えました。
画像は、手持ちのコンデジでのコリメートでは無理でした。何か、手を考えないと?
#1.25インチと、2インチのスリーブ両方に使えるようになっていますが、1.25インチの方は、何故か、太すぎて、手持ちの天頂プリズムに付きませんでした。


もっぱら、DMK 41AU2での画像撮影用にと思っていたので、気にしていなかったのですが、眼視には口径が大きい時は、紫外と赤外のカットフィルター(Enerygy rejection filter)を併用しろという指示です。
現在、C5用を発注して入荷待ちです。
眼視でもフォカース合わせで苦労しましたが、DMK 41AU2で撮ろうと思うと、明るところでPCの操作をしないといけないでので、液晶モニターが見づらくて大変そうです。
一旦断念して、しばらくは、眼視のみでの運用になりそうです。


太陽の導入は、SkySensor2000PC任せでした。微調整は、アイピースを外して副鏡の陰を見ながらすればいいのに気づいてからは楽でした。
なお、太陽に向けた後、一旦スイッチを切ってから、再度、電源を入れると、太陽を避けるために、動きます。
偉いです。>SkySensor2000PC