ugemさんのところで、デジカメの飽和の話題をされていましたので、手元のCR2(キャノンのRAW形式)ファイルのビット数を調べてみました。
結論から言うと15000ADUあたりで、飽和していました。
内部14ビット(16384)ということでしたので、ダーク演算とかした後の画像が、15000階調で頭打ちというのは、看板通りなのでしょう。
#あ、JPEGでは、ダメですよ。JPEGは、RGB、8ビットずつで24ビットなので、256で飽和です。
これが、冷却CCDだと、16ビット(65536)なので、光害に強いと言われる所以です。
あ、積んでるA/Dコンバーターが、16ビットでも、もともと、full well capacityが、それを満たしてしなければ、ダメなのですが。
案外、デジカメの飽和が早いのだとしたら、そのあたりも、関係していそうです。
最近のデジカメは、画素の細密化が進んでいますから。
あ-、デジカメのゲインって、ISO設定で変えるのでしたっけ?
なら、ISOの設定によっても、変わってくるのでしょうね。
というわけで、ADUの値をみて、14ビットあるとか言っていても無意味なのか。