AAVSOの掲示板で、アジアの経度で夜の時間帯のSS Cygの観測が少ないのをどうにかできないかという話題が出ました。
ハワイの観測者が、「ハワイの経度でも熱心なのは自分だけになっちゃた」とか返事をされたり、日本は、独自のデータベースを構築しているよとか、意見が出ました。
これから、中国とかが経済発展してくると、変光星観測者も出てくるのではないかと思うのですが、それは、将来の話として、この緯度にいる英語を話す観測者を発掘しようとかいう意見も出ました。
で、日本の今年のSS Cygの観測を見てみたら、え、これだけ?
ベテラン観測者が鬼籍に入ったり、報告はAAVSOにされるようになった方がいたりとか、事情はあって、数が減っているだろうとは思っていましたが、ここまでとは?
#メールで報告をされないNumさんの分が入っていないのは差し引いて考えないといけないのですが。それとて、観測数は増えるだろうけれど、観測者数は、1名しか増えません。
まぁ、もう20年近くも眼視観測はしていないお前が言うなとは、言われそうですが、さて、やはり、若い熱心な観測者を増やす算段をしないといけないかもしれません。
大昔、Yくんと、「SS Cygだけは観測は多いんだけれど、その他の星は、観測数が減ってしまう、どうにかしないと」と話し合ったのが、嘘みたいです。
わたしらの世代の感覚でいうと、SS Cygなんて、双眼鏡でも観測できるという感じなのですが、やはり、現代は、市街地での双眼鏡観測は辛いのでしょうか?
#そもそも、住宅密集地では、双眼鏡を持ちだして空に向ける事自体がはばかられる??
ここは、田舎に住んでいる天文少年(青年でも可)に、変光星というか、わい新星の増光監視の楽しさを伝えるためのアプローチ法を考えないといけないのでしょうか??