大昔、Tutorialと首っ引きで、IRAFのdaophotでPSF測光をして見たことがります。
#Slackware上のPC-IRAFだったと思います。
また、思い出したのですが、まだ、MS-DOSのころに、daophotをDOSに移植して、PSF使えたCCD用のソフトがいくつかありました。
で、普段は、aperture測光で事足りているのですが、核に近い超新星とか、時々、PSF測光をしてみたくなります。
変光星観測者会議で、K端さんから、Y中さんが書かれた日本語のdaophotのテキストがあると聞いて、読んでみたのですが、星のlistを作るところがネックになりそうです。
#以前、DS9とIRAFをpipeでつなぐところで挫折したので。
#星は絞らずに、daofindとかを使って写っている星みんな測ってしまえば問題ない???
で、GUIでできるソフトで、PSF測光ができるのは無いのって騒いでいたら、Ngaさんに、IRISでできると聞きました。
IRISで、PSFを求めることができるのは知っていましたが、測光もできるの??と思って確認したら、確かに、automatic photometryにPSF測光とaperture測光を選ぶところがありました。
で、以前撮ったRT CMaの画像で、IRISのPSFとaperture測光の結果を較べてみました。
この日の画像は、雲の通過や頻繁にガイドの乱れがあって、なかなか苦しいデータなのですが、PSF測光の方がばらつきが小さいようです。
PSF測光は、ガイドの乱れに敏感ではないかと思っていたので意外です。
#なお、本当に大きく外れた、2画像は省きました。
#まぁ、aperture測光の方も、aperture sizeの検討とかきちんとしていないので公平では無いのですが、PSF測光も使えそうな印象です。
ただ、測りたい星をいくつか指定した後、automatic photometryのダイアログでPSF測光を選んだだけなので、中で何をやっているのか、いまひとつ不安なのですが(w
どの星を使って、PSFの格好を決めてるの??
あと、tutorialを読んだ感じだと、PSFのモデルにはgauss関数を使っているようで、Moffatとか裾野の形状を凝った奴は使えないようです。
さて?
まぁ、とりあえず、超新星の画像を測ってみるかな?
#これまでは、apertureのサイズを工夫したり、銀河だけ消した画像で測っていました。
ところで、わたし、PSF測光は正確には理解できていません。
PSF fittingをした後、どのパラメータを使って測光値を求めているの??