星ナビのビジュアル天体図鑑が、WR104でした。
ダストの多いウォルフ・ライエ星です。
赤外干渉計の観測で、うずまき構造が見えて、それが回転する様子が捉えられて、「うずまき星」の名前で有名になった星です。
この星が、時々暗くなることを長谷田勝美さんが見つけられ、渦巻きの回転の周期に近い220日くらいの周期を加藤太一さんが求められています。
GCVS名は、V5097 Sgrです。
M8(干潟星雲)とM20(三裂星雲)の間あたりにあります。
で、この星をずっと追いかけているわけですが、必ずしも220日の綺麗な周期で減光しているわけではないようです。
また、減光の深さが、その都度、違うようです。
渦巻きが220日で回転するのは、伴星の軌道運動にともなって、回転をしているよう図が、星ナビに載っていました。
前から、不思議なんですが、差動回転しているはずなのに、どうして、同じ形を保ったままなのでしょう?
渦巻き花火同じってことは、飛び出す速度が、大変、速いからか?
渦巻きの形からは、ほぼ真上から見ている様に思えます。
なら、軌道周期にあわせて、主星を隠しているものは何?
あと、食外の光度が、長周期変動していそうなのが気になっています。