光度曲線です。
小嶋さんのデータと板垣さんのデータを加えてあります。
藤井さんの撮られたスペクトルを見ると、古典新星であることはほぼ間違いなく?
そういう目で、光度曲線を眺めると、ゆっくりした新星(slow nova)が、plateu phaseの後、増減光を繰り返しているようにも見えます。
となると、少なくとも2009年の増光から、数年、見逃されて来たことになるわけで、いくら暗めとはいえ、ショックです。
分解能が悪くて、この新星についてはよくわからなかったというTAO Surveyの弱点も見えてきました。
まぁ、設計段階から、目的からすると極限等級が浅いよなという気はしていました。
で、もう少し、長いレンズも試してみようかという気になって来ましたが、そうすると、写野が狭いという問題が出ます。