NHK BS1で、再放送を見ました。アイオワ州で、1エーカーの土地を借りてトウモロコシを栽培して、それを通して、アメリカの農業や食品を俯瞰しようというドキュメンタリーです。
アメリカの農業補助金政策を変えたバッチ元農商務長官にもインタビューしていました。
減反から食料増産への政策転換が、アイオワ州を加工用トウモロコシが席巻し、大規模化する転換点になったという話でした。
このトウモロコシで作られたコーンスロップがほとんどの加工食品に使われて、肉牛生産の飼料になっているそうです、
このおかげでアメリカは食費を収入の10%程度に抑えられているそうです。
これで、肥満なっても、大丈夫だ。心置きなく、残りを医療費に回せますorz
今の日本の農業政策転換も将来に禍根を残さないように、よく考えないとと思わされる映画です。
アメリカのトウモロコシ育種の目標が、密植しても育つことだったと言っていました。Shade Avoidanceの克服やね。