meineko’s blog

元つくばの某独立行政法人勤務の植物屋です。最近は、ほぼ、突発天体の話題です。

SExtractor

Astro-Linuxからデフォルトのconfigファイルやfilterファイルをcopyして、localのフォルダーにcopyしたら、まずは、動きました。
#KNOPIXで、USBメモリーをmountするのどうやるのか判るまで苦労しましたが。
#やっぱり、Ubuntuは楽?それとも、堕落しただけ?

$ sex M22-add.fit
SExtractor 2.8.6 started on 2010-11-26 at 11:42:59 with 4 threads

Measuring from: "M 22" / 512 x 512 / 0 bits FLOATING POINT data
(M+D) Background: 2253.93 RMS: 57.725 / Threshold: 86.5875
Objects: detected 2615 / sextracted 2214
> All done (in 1 s)
$ tail test.cat
2205 173.175 4271.429 616.3345 159.179 503.082 3
2206 182.5425 1955.059 294.3409 475.732 501.760 0
2207 223.568 4527.007 683.0115 434.363 502.114 0
2208 294.3409 6682.977 765.8088 208.432 500.032 3
2209 244.9065 4458.622 374.1008 206.531 494.246 3
2210 163.271 2772.521 486.3996 151.106 502.105 0
2211 129.077 1533.88 223.568 497.843 501.613 2
2212 129.077 1654.039 382.9044 496.497 498.480 3
2213 215.9872 3357.061 326.542 483.455 500.698 0
2214 182.5425 2322.281 270.7543 453.512 500.964 0

まだ、パラメータ、defaultのままだし、WCSにもしてないけれど、とりあえず、動いたので、ここまで。


(追記)
default.parmのバックアップをとってから、X_IMAGEとY_IMAGEに#をつけてコメントアウトして、X_WORLDとY_WORLDの#を除いたら、赤緯赤経が表示されました。
FLUX_AUTOとFLUXERR_AUTOに変えて、MAGAPER(1)とMAGERR_APER(1)にしました。
#ちなみに、M22.fitには、PinpointsでWCSを書き込んであります。

$ tail test.cat
2205 173.175 -8.0095 0.1738 2.7964462013e+02 -2.4797102240e+01 2
2206 182.5425 -8.0179 0.1726 2.7829711970e+02 -2.4937830001e+01 0
2207 223.568 -8.3432 0.1278 2.7847346013e+02 -2.4920829202e+01 0
2208 294.3409 -8.9611 0.0725 2.7943367234e+02 -2.4808814695e+01 2
2209 244.9065 -9.0200 0.0685 2.7943873441e+02 -2.4785582537e+01 2
2210 163.271 -7.9462 0.1836 2.7967841102e+02 -2.4789457444e+01 0
2211 129.077 -7.8962 0.1933 2.7820287384e+02 -2.4946995466e+01 2
2212 129.077 -7.5522 0.2645 2.7820708811e+02 -2.4934303000e+01 2
2213 215.9872 -8.7107 0.0905 2.7826370865e+02 -2.4937133674e+01 0
2214 182.5425 -8.4048 0.1207 2.7839135316e+02 -2.4924916143e+01 0

たとえば、1行め5カラム目の2.7964462013e+02は、279.64462013度だから、18h38'34.7"ですね。
6カラムめの-2.4797102240e+01も、同様に-24d47'49.56"です。
Simbadにこの位置を入れてやると、CD-24 14551だと判ります。これを自動でやりたいわけです。
ゼロ点がdefaultのままなので、-8.0095等になっていますね。
このままでも、比較星と目的の変光星を抜き出して引き算すれば、差測光ができますが、そこを自動でやりたいわけです。
エラーとか、アパチャのサイズとかもdefaultのままなので、このままでは、まだ、何とも言えません。


#ちなみに、Rをいれてなかったんですが、Ubuntuソフトウェアセンターの科学>数学からR Commanderを入れて立ち上げたら、Rが入って無いのでインストールするかと聞かれたのでyesにして、レポジトリーにTsukubaを指定したら、入りました。


(追記2)
ここを参考に、どの星が検出されたのか表示する画像の作り方が判ったのでやってみました。
default.sexのCHECKIMAGE_TYPEとCHECKIMAGE_NAMのところを書き換えます。
それぞれ、欲しいcheck画像の種類とファイル名を書きます。

新天体検出が目的だと、まだ漏れがあるのでパラメータを追い込む必要があるのでしょうが、変光星を一網打尽ならこのままでもいいかな?
#いや、まだ、実際のサーベイ画像でやってみないと安心できないか?


(追記3)
なら、やってみよう。というわけで、先日、Mhhさんに解析してもらった画像を解析してしてみました。とりあえず、上限は65500にしておきます。
結果は、

SExtractor 2.8.6 started on 2010-11-26 at 17:02:39 with 4 threads

Measuring from: "NGC2396" / 2184 x 1472 / 0 bits FLOATING POINT data
(M+D) Background: 1162.28 RMS: 32.8127 / Threshold: 49.219
Objects: detected 10274 / sextracted 9327
> All done (in 2 s)

でした。
あら、U Monが引っかかっているかどうか、画像を見ただけでは判らないや?
#0 bitsって表示されてるのが気に入らない?