meineko’s blog

元つくばの某独立行政法人勤務の植物屋です。最近は、ほぼ、突発天体の話題です。

ACP Observatory Control Software

わたしは質として、高機能のソフトを使うとき、最初からマニュアルを熟読したりしないし、機能を使い切ろうとか考えません。
で、とりあえず使ってみて、目的のことができる位には覚えたら、そのまま使い始めます。
そのうち慣れてきてから、おもむろに、もう少し手抜きをするにはどうしようかとか考え始めます。
また、他の人が使っているのをみて、あぁ、そんなこともできるのかとか気づいて使い始めることもあります。
あとは、ある日、メニューにあるこれって何に使えるんだろうととか、気づく時もあります。


前振りが長くなりましたが、ACP Observatory Control Softwareのweb interfaceのTarget Name:のところに、Get Coordinates or Ephemerisってのがあります。
Get Coordinatesの方は使ったことがあって、M天体やNGC天体の番号を入れて、位置はソフト側の持っているデータを使って撮影をしていました。
超新星とかの時に、便利です。
で、Ephemerisの方は、使い方がよくわからずに、使ったことが無かったのでした。


今日、GRASで、小惑星の番号を入れて撮っている方がいるのに気づいて、重い腰を上げて、helpファイルを読みました。
「MP 番号」という書式で良いらしいです。名前でもOKみたいです。
なら、試しにと、Plutoと入れてみたら、ちゃんと導入出来ました。
彗星ってどうやるの?MPCの番号でいいの?
#しかし、今まで、ステラナビゲーターから位置を読み取って、手で打ち込んでいたのは、なんだったんだorz


ちなみに、ACPに限らず、リモート観測全般の話は、アストロアーツの星ナビ.comの星職人のコーナーのIronwood Remote Observatory Hawaiiを読むとよく判ります。
なにより、日本語に翻訳されているのが良いです。