meineko’s blog

元つくばの某独立行政法人勤務の植物屋です。最近は、ほぼ、突発天体の話題です。

AN Cam

AN Camの副極小なのですが、

O-C gatewayの副極小の観測、主極小の予報式26003.47+20.9986Eに対して、

E O-C(d) JD p/s method Observer reference
905 5.618 45023.3200 s vis Brelstaff T R,0006,R,0006,,
936 5.571 45674.2300 s vis Brelstaff T R,0006,R,0006,,
943 5.551 45821.2000 s vis Brelstaff T R,0007,R,0007,VSSC 61.16,

です。
主極小の予報時刻に+5.6日すればいいのですね。
#当初、ここを勘違いしていて、-5.5日だと思って,Ngaさんのところには、とんちんかんなコメントをしてしまいました。
というわけで、副極小の位相は、5.6/20.9986=0.26あたりでしょうか?Ngaさんのモデル計算とも合います。
もっとも、食の継続時間とか、Imbert(1987)の解では全然合わないんです。
まぁ、視線速度観測だけの結果ですし、GCVSのD=35時間の根拠もわからないし、どちらも、怪しそうです。
#っていうか、GCVSの要素のの元になった観測結果を見つけてこないと?


ところが、Samolykさんも同じ勘違いをしたようで、2/13-5.6=2/7で、副極小の予報の連絡をして来たようです。
というわけで、2/7に食がなかったのは、確かなのでしょう?


という訳で,次にターゲットは、2/13の主極小です。


(追記)
AAVSOのVSXによると、オリジナルの発見報告は、W.Strohmeier, R.Knigge, Bamb Ver 5, N6, 1960.だそうです。
Bamb Verってのは、Bamberg Veroeffentlichungen der Remeis-Sternwarteで、それの5巻のNo.6らしいのですが、そんなもの読めません。