meineko’s blog

元つくばの某独立行政法人勤務の植物屋です。最近は、ほぼ、突発天体の話題です。

NR TrA

今日は、雨です。
というわけで、Global Rent a Scopeで、NR TrA(みなみのさんかく座新星2008)を撮ってみました。

測光用フィルタ−のついているGRAS-15(25cmRC+ST-8)で撮りたかったのですが、予約が入ってたので、空いていたGRAS-08(31cm+STL1100M)で撮りました。
こっちにも、Vフィルターだけはついています。

Firefoxでつなげると、GRAS-08は、素人が使うと火傷するぜ(超意訳)という注意書きが出たのですが、ここは度胸で使ってみることに(w
#image rotatorとか、いろいろついているのでCCD撮影に慣れていないと使い難いよということらしいです。


最初、15秒と30秒で撮ったのですが、向こうで用意してある近々のダークフレームが、60秒2x2ビニングしかなかったので、それで、撮りなおしました。
で、その画像です。

画像がでかいので、トリミングしてあります。
ポインティング精度はよいです。ポインティング毎に10秒露出をして位置の確認をしているようです。
#うちの望遠鏡より、ずっと、お利口です。
#追尾精度は、うちと同じかも(w


しかし、これだけで、trialで買った50ポイントの半分使ってしまいました。
で、よくわかんないので、とりあえずオートフォーカサーにもチェックを入れたり、望遠鏡につないでからNR TrAの位置を調べていたのでしょうがないでしょう?
撮影中は、ステータスが細かく出るし、スクリプトが出すメッセージも表示されるし、何をやっているかよくわかります。
#しかし、こんなのの味をしめたら、オーストラリア行きの航空代くらい、すぐに飛びそうです。
#撮影が終わったら自動logoffのチェックを、次からはつけないと。
#まぁ、31cmRC+STL-11000M代まで使うのは骨そうですが。


つないで様子を見ていると、週末ということもあってか、ひっきりなしに誰かが使っています。
全天モニターのcameraには、NewMexicoには、銀河中心方向の天の川が、オーストラリアには南天の天の川がよく写っていました。