meineko’s blog

元つくばの某独立行政法人勤務の植物屋です。最近は、ほぼ、突発天体の話題です。

もうひとつのとも座新星?XMMSL1 J070542.7-381442

10/8にXMM Newton衛星で、soft X-ray transientが捕らえられたので、11/16日に6.5m Magellan望遠鏡で見てみたら、星雲時の新星を思わせるスペクトルを持った明るい天体があったのだそうです(ATEL 1285)。
で、早速、いくつかのところで確認観測が行われて、たとえば、Shawn Dvorak and Bill Allenは、10.5等の明るい天体を確認しています(AAVSO special notice #81)。
Njhさんも、11.41Vで確認しています。(VSOLJ-ML)
星雲期で10.5等の新星なら、極大光度は相当明るいはずです。
で、増光したのはいつ?10/8に受かったX線って、なに?
いくら南天といっても、そんなに明るい新星が見逃されていたの?


というわけで、11/4早朝に撮ったデジカメ画像があったので、チェックしてみました。
9.5等より明るい天体はないようです。
画像は、linkにしておきます
#ファイルサイズが大きいので、注意?
画像の左端の明るいのがπ Pupです。