WR-G313eのHelpファイルを参考にWinradioの構成を簡単に書きます。
WR-G313eは、1stIF 45MHz 2ndIF 16kHz(12-22kHz可変)のダブルスーパー受信機です。
ローカルオシレーター(発振)は、32.768kHzと水晶発振子を基準に、DDS (Direct Digital Synthesizer)+PLL (Phase Locked Loop)で行っています。
で、2nd IF以降の検波、AF段を、16bitA/Dコンバーター(サンプリングレート64kHz)とDSP(WR-G303eは、ここをPCのCPUが担当)にやらせています。
1st IFには、15kHzのクリスタルフィルターが入っていて、AGCは2nd IF段です。
RF段の構成がシンプルな点を除けば、普通の短波受信機です。
ここら辺りは、ダイレクトコンバージョンが多い、一般的にSDRと違うところです。
RF段がシンプルなのを少し高めの1st IFの周波数にすることでカバーして、イメージが出にくいようにしている感じでしょうか?
選択度は、AF段のDSPでの信号処理で稼いでいます。
ここら辺が、昔のラジオと違うところ。
#いえ、最近のDSP化された受信機の構成はよく知らないのですが。
で、昼間、クリスタルフィルターとか、メカニカルフィルターとかの動作原理をgoogleって勉強しました。
メカニカルフィルターって、たとえると鉄琴が入っているようなだそうで、すげー。
で、その際にSDRの解説記事を読んで、Winradioのhelpファイルの内容が、やっと、すこし、理解できたので書いてみました。