カネゴンさんのところから、
確かScientific Americanに書いてあったのだけど、米国で使用が許可されている化学物質(主に殺虫剤など)のいくつかをピックアップしてテストしたところ、1つ1 つの化学物質は基準値を遥かに下回っていても、それらが特定の組み合わせで環境に存在すると、カエルで尿管の形成不全などの異常が引き起こされることが判明したとのこと。
ヒント、食い合わせ。
というわけで、「特定の組み合わせ」というところが大事、一般化して考えたら、なにも食べれなくなります。
で、良い前振りをいただいたので、残留農薬の話題です。
厚生労働省が残留農薬の検査の対象になる農薬を約300から800に増やしたことが、昨日、TVや新聞の報道で触れられていました。
TVニュースでは、イチゴのへたを取ったり前処理するところとか、抽出して、濃縮するところとかが映されていましたが、600品目もの検査って、どうやるのでしょう?
LC-MSやGC-MSで、出てきたピークを端から同定でしょうか??
(追記)どうも、問題の本質は、対象品目が増えたということではなく、ネガティブリストからポジティブリストへの移行らしい。
なにそれ?勉強中。