最近の明るくなったいて座の新星2つの光度曲線です。
TCP J18102829-2729590の方の途中が抜け気味なのは、欠測と飽和していて測れなかったの2つの理由です。
ASASSN-16maは、極大と思われる部分が欠測で残念です。
どちらも時期がもう少し早ければね。
(追記)
ASASSN-16maですが、Liら(ATel #9736)によってガンマ線で検出されています。
V407 Cygでガンマ線が検出されて以来、多くの新星で、可視光での極大頃にガンマ線が検出されています。
最初に見つかったのが、V407 Cygの様な伴星が巨星の新星でしたので、伴星と新星からの物質の衝突等が提案されていましたが、最近では、多くの新星でガンマ線が検出されているので、発生源は議論中です。