meineko’s blog

元つくばの某独立行政法人勤務の植物屋です。最近は、ほぼ、突発天体の話題です。

日食の計算

職場でお茶の時に、古代中国で、日食の計算ってどうやっていたのという話題になりました。
サロスの周期のような会合周期を知って計算していたのではとかいい加減なことを言っていたのですが、少しgoogleって見ただけで、全く見当違いということがわかりました。


現在の予報は、DE406とかで、太陽と月の空間的位置を計算してする訳ですが、昔も、ちゃんと、月や太陽の視位置を計算して、暦を作っていたようです。
で、太陽と月の見かけの運動の不定性は、補間計算をしていたそうです。方程式とか無かった時代に、独自の計算法を編み出していたんだと思いますが、いやはや、認識を改めさせられます。
計算方法だけでなく、それの元になる観測データもちゃんと持っていたということになると思います。頭が下がります。
まぁ、暦を発布するというのが、それだけ、大事なことだったのでしょうが。


詳しくは、藪内先生の著書とかを読めばいいようですが、とても、私の手には負えそうもありません。
どこかに、簡便な解説はありませんか?