meineko’s blog

元つくばの某独立行政法人勤務の植物屋です。最近は、ほぼ、突発天体の話題です。

韓国FTA

もめてますね。
関税撤廃すれば、韓国の自動車輸出が有利になると聞いたのですが、一方、もともと関税は低い、韓国内の自動車の安全基準や排気ガス規制はアメリカに合わせるよう要求される、自動車税アメリカ車が有利なように排気量の大きな車に有利なように変えられるという論調をみました。


後者、いくら、ルールが変わっても、消費者は、燃費や排ガスの良い国産車を選択すればいいだけじゃないの?自由競争なのだから。
え、悪貨は良貨を駆逐する?水は低きに流れる?
#あ、まずは、消費者が選択できないように、国内産業をつぶす戦略に出ればいいのか?現実的でない?


TPPの議論にある保険だって、薬価だってそう。いくらアメリカからの参入が自由になったからって、消費者の選択に耐えられなければ、撤退するしか無いのでないの?自由競争なのだから。
農業は、あ、これは、価格で競争されたら負けか?いくら、品質がいいって頑張っても。


(おまけ)
例えば、ここに高橋の望遠鏡があってすごく値段が高いけれど、光学製品だから関税ゼロのアメリカ企業(の中国で作った)望遠鏡に駆逐されるかっていうと、贅沢品だから、そうはならないんですよね。
で、食品なんてのは、生活必需品だから、どうしても買わないといけないなら少しでも安いほうが良い?
でも、本来、生活必需品なら、どんなに高くても買わないわけにはいかないという世界もありうるんですよね。日本も、同じ事態にならないという保証は?