meineko’s blog

元つくばの某独立行政法人勤務の植物屋です。最近は、ほぼ、突発天体の話題です。

APS脳

普及価格帯の一眼デジカメは、センサーサイズの関係で、35mmフルサイズのセンサーの時と比べて、画角が狭くなるので、(35mmの時と比較して)何mm相当とよく表示されています。
例えば、35mm版で標準レンズと呼ばれていた50mmが、85mm相当とか。
でも、イメージセンサー上の像の大きさは変わらないです。
固定撮影で何秒くらいなら許容範囲かどうか考えるときは、相当の方の85mmでなく、50mmとして考えればいいことになります。
#まぁ、ピクセルのピッチが細かいので、フィルムの時よりシビアなのですが。


で、この何ミリ相当というのに惑わされて、なんでも画角で考えてしまうAPS脳とも言える風潮が一部にあるように感じます。
銀塩時代を知っている世代には、センサーサイズが小さいことを思い起こさせてくれる良い指標ではあったのですが、そろそろ、デジタルしか知らない世代に交代の時期なのですから、いつまでも、何mm相当なんて表記を引きずることはないと思います。
#とdisりつつ、最近にカタログに、まだ、何mm相当なんて標記が生き残っているのか、確かめてないことに気づきましたorz